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タイトル: Eventive Construction 考
その他のタイトル: Eventive Construction コウ
A Remark to Eventive Construction
著者: 加藤, 主税
KATO, Chikara
発行日: 1976年3月31日
出版者: 愛知工業大学
抄録: 我々は外界を時間的には「コト」として, 空間的には「モノ」として, 切り取って把握している。言語の簡潔性, 経済性などの理由から, 英語においては, 本来「モノ」を表わすべき表現が「コト」を表わすのに用いられることが, 日本語より多い。故に二義性が生じることになる。本稿では, この二義性を異なる基底構造をもつ別の表現であり, 表層構造において, 同一になったものと考える。「コト」を表わす「モノ」表現は「コト」を表わす「コト」表現と同様に基底構造において, EVENTを有し, それ故この種の句をeventive NPと命名する。このEVENTは表層にいたる段階で消去される。nominalizationは本来eventive NPのみであるはずであるが, non-eventive NPも存在することは注意を要する。さらにeventive constructionと日本語との関係を論じ, eventiveという概念が英文理解上不可欠であることを示す。
URI: http://hdl.handle.net/11133/1744
出現コレクション:11号

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